動物の愛護と福祉
動物の飼い方としつけの基本
守って欲しい5か条
「動物を飼う」とは、動物の命を預かることです。環境省では、人と動物がともに楽しく暮らす社会を作るために、飼い主に以下の「守って欲しい5か条」を呼びかけています。
- 最後まで責任をもって飼いましょう。 動物を飼い始めたら適切な飼い方をして、最後まで飼い続ける。
- 人や近隣に迷惑をかけないようにしましょう。 しつけや訓練を適切に行い、人に危害を加えたり、糞尿や鳴き声などで近隣に迷惑をかけない。
- 繁殖を適切に管理しましょう。 管理できる動物の数には限りがあります。新たに生まれる命に責任が持てない場合は、不妊去勢手術などの措置を施す。
- 動物から人への病気の感染を防ぎましょう。 動物と人の両者に感染する病気に関する知識を持ち、飼い主や他の人への感染を防ぐ。
- 動物の盗難や迷子を防ぐため、標識をつけましょう。 動物の所有者を明らかにするマイクロチップ、名札、脚環などの標識をつける。
岩手県獣医師会の支援事業
本会では、上記5か条を守ってもらうために、各地域で行う動物愛護週間中の行事のほか、次の支援事業を行っています。
「犬及びねこの不妊手術助成事業」
岩手県内で飼育(管理)されている雌の犬・ねこの飼い主(管理者)に対し、不妊手術を行った場合に手術費の一定額を助成し、捨て犬・捨てねこ防止対策を進めています。
詳しい内容は、本会ホームページのトップページ「更新情報一覧」または「お知らせ」欄をご覧下さい。
「マイクロチップ装着促進事業」
岩手県内で飼育されている犬・ねこの飼い主に対し、マイクロチップを装着した場合に経費を助成し、動物の愛護・管理・福祉に係る個体識別の意義及び同識別に有効なマイクロチップの普及啓発を進めています。
詳しい内容は、本会ホームページのトップページ「更新情報一覧」または「お知らせ」欄をご覧下さい。
「学校飼育動物支援モデル事業」
岩手県内の学校で飼育されている動物を介して、児童や生徒により良い体験を与える環境を整えるため、飼育動物の管理、繁殖、施設や環境などについて、専門的立場から助言・指導を行っています。