岩手県獣医師会について
ご挨拶
一般社団法人 岩手県獣医師会
会長 佐々木一弥
岩手県獣医師会は昭和2年に発足し、昭和46年に法人化、さらには公益法人制度改革に伴い、平成25年4月1日から新たな「一般社団法人 岩手県獣医師会」に移行し、岩手県内に居住または勤務する獣医師570余名の会員から構成される公益団体です。
会員獣医師の職域は、産業動物や小動物の診療のみならず、家畜衛生、公衆衛生、学術・研究・教育、動物愛護・管理と福祉、野生動物の保護・管理、自然環境、バイオメディカル分野まで多岐にわたります。
本会の主な公益事業は、①獣医学術の振興・普及、獣医療技術等の向上及び情報発信、②動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護・管理等の推進、③狂犬病等の人と動物の共通感染症対策の推進です。また、これら公益事業以外の事業として食鳥検査事業があります。
これらの事業目的を達成するために県内に11の支会と5つの職域部会、5つの専門委員会、さらには食鳥検査事業運営委員会が組織されています。
平成30年7月、盛岡市向中野に食鳥検査センターを併設した新獣医師会館が完成しました。センターには病理検査室と細菌検査室を整備し、専門職員を配置し、本県における食鳥肉の安全性の確保と食鳥産業の発展に貢献してまいります。
近年、私たち獣医師に対する社会の関心と期待はますます高まると同時に社会的責任も一層大きくなり、獣医師は高い見識をもって社会からの要請に応えていく必要があると考えています。
岩手県獣医師会とその会員は「One World One Health」の理念に基づき地球環境の保全とともに人と動物が共存し、健康で豊かな社会を築くために活動してまいります。
本会の活動の様子をホームページで皆様にお知らせし、ご理解とご協力をいただきながら獣医師に対する社会の要請に応えるべく会員一同努力して参る所存です。
今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。