岩手県獣医師会概要
沿革
年号 | 年譜抜粋 |
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1927(昭和2)年 | 岩手県獣医師会設立(勅令第75号による) |
1949(昭和24)年 | 岩手県獣医協会設立(獣医師法による) |
1951(昭和26年) | 定款改正・岩手県獣医協会を岩手県獣医師会と改称18支会を置く。 |
1971(昭和46)年 | 定款改正・社団法人岩手県獣医師会として法人化9支会に再編成する。 |
1975(昭和50)年 | 機構改革・開業、家畜共済、公務員、広報の4部会を設置(社)岩手県獣医師会会報創刊号発行 |
1978(昭和53)年 | 11支会を置き、現在に至る。 |
1987(昭和62)年 | 岩手県獣医師会館竣工 |
1992(平成4)年 | 食鳥検査制度開始(厚生省より食鳥指定検査機関の指定、食鳥検査センタ−を設置、岩手県から検査業務を受任) |
2006(平成18)年 | 機構改革・産業動物臨床、小動物臨床、畜産・家畜衛生、公衆衛生の4部会を設置岩手県から13処理場の食鳥検査業務を全面受任 |
2013(平成25)年 | 一般社団法人に移行 |
設立の目的
獣医師倫理の高揚、獣医学術の振興・普及、獣医業務の公正な発展及び獣医師の福祉の向上を図ることにより、動物の保健衛生の向上、畜産の振興、公衆衛生の向上及び動物の福祉の増進に寄与する。
主な事業
- 獣医学術の振興・普及、獣医療技術の向上及び調査研究に関する事業
- 獣医学術に関する情報提供等に関する事業
- 動物福祉・愛護及び適正管理に関する事業
- 野生鳥獣保護及び自然環境・生態系保全に関する事業
- 狂犬病予防の推進に関する事業
- 食鳥検査に関する事業
- 獣医療・獣医事の推進に関する事業
- 家畜衛生及び公衆衛生の向上に関する事業
- 畜産の振興に関する事業
組織活動
職域部会
獣医師が活動する分野や職域は広範囲にわたりますので、その職域を大きく5部会に区分して、会員はいずれかの部会に所属します。各部会は理事会で定められた事業計画に基づき、職域別の課題への取り組みと具体的な事業の企画運営にあたります。また、各部会には、理事会で承認された8名以内で構成する幹事会を置き、その業務を執行します。
- 産業動物臨床開業部会
- 産業動物開業獣医師の職域に関すること。
- 産業動物臨床勤務部会
- 産業動物勤務獣医師の職域に関すること。
- 小動物臨床部会
- 小動物診療獣医師の職域に関すること。
- 畜産・家畜衛生部会
- 畜産及び家畜衛生に係る職域に関すること。
- 公衆衛生部会
- 公衆衛生に係る職域に関すること。
食鳥検査事業運営委員会
本会は、関係法令に基づき岩手県から検査委託を受けて、県下13処理場の全てにおいて食鳥検査を行っています。病気などの異常鶏を排除することにより安全で健康な食鳥肉を消費者のみなさまに提供するため、各工場に会員である検査員を複数名配置しています。当委員会は、法律に基づくこの食鳥検査を適正かつ公正に実施・運営することを目的として設置し、本会理事5人以内及び有識者2人以内の構成で、検査業務の執行及び管理にあたっています。
専門委員会
各分野の専門的な課題に関する事業や諸活動の円滑な推進を図るとともに、会長の諮問に応じて答申もしくは意見具申を行うために、次の委員会を設置し取り組みを進めています。
- 狂犬病予防注射事業実行委員会
- 狂犬病予防注射事業の推進と普及啓発に関すること。
- 学術・広報委員会
- 獣医学術の振興、諸事業の評価、広報及び情報伝達に関すること。
- 年2回刊行する本会会報の編集及び発行に関すること。
- 動物愛護委員会
- 動物愛護・管理・福祉、学校飼育動物及び野生鳥獣救護に関すること。
- 危機管理委員会
- 大規模自然災害や伝染病の発生などに対応する危機管理体制やマニュアル等の整備・強化に関すること。